G.グーグル、アップル、フェイスブックなどが実践する── 世界でいちばん自由な働き方
グーグル、アップル、フェイスブックなどが実践する── 世界でいちばん自由な働き方天野 雅晴 (著)
全5章で構成されています。
第1章 「正解」のない時代
第2章 ベンチャーの聖地
第3章 自由な働き方に「リスク」はない?
第4章 シリコンバレー就職計画
第5章 カンフォートゾーンの外へ
第1章では、正解を求め計画的にキャリアを探して生きるというこれまでの考え方ではなく、行動や偶然を重視しながら成り行きで形成していくキャリアの考え方と事例を紹介しています。
第2章・第3章では、「自由なライフスタイル」「個人裁量」「恵まれた気候」「高い平均年収」「実験場」「メンター」「エンジェル」「多民族」「インターン」「失敗の再利用」「ヨコ社会」などのキーワードで、ベンチャーの聖地たる所以である生態系が明らかにさせています。
第4章では、シリコンバレーで働きたいと思った時に必要な知識について具体的にまとめられています。
第5章では、「チャンスを受け入れ前向きに行動する」という資質と、「シリコンバレーの仕組みを理解し活用する」ことで、最初の一歩を踏み出すことができると語られています。
シリコンバレーで新しい働き方を実践している日本人へのインタビューを交え、シリコンバレーの働く環境や、どのような人がそのような働き方をしているのかをリアリティ高い情報でイメージさせてくれます。
「シリコンバレーが最高で日本はダメ」という一方的な主張ではなく、シリコンバレーで日本人がより良いキャリアを築こうとしたときに、どのような選択肢が考えられるのかという建設的な視点が語られています。